Thunderbird 91で新しくメールアカウントを設定する場合の説明、設定確認方法、各種設定変更方法についての説明です。
各設定の画像内などに記載のメールアドレス例、メールサーバー例は、WAKWAKの場合の例となっています。お客様ご利用のISPサービスに該当するメールアドレス例、メールサーバー例は、以下の通りです。
(「x」の部分はお客様により異なります。実際に入力する値は「契約内容のご案内」または「登録情報」に記載されている情報となりますのでそちらをご確認ください。)
Thunderbird を起動します。
左メニューの【ローカルフォルダー】を選択し、「別のアカウントをセットアップ」項目の【メール】をクリックします。
【メール】が表示されない場合は、画面上部のメニューバーより【ツール(T)】を選択し、【アカウント設定(S)】をクリックします。
ツールバーがない場合は、右上の【メニュー】を選択し、【アカウント設定】をクリックします。
「アカウント設定」画面が表示される場合は、左下の【アカウント操作(A)】を選択し、【メールアカウントを追加(A)】をクリックします。
「既存のメールアドレスのセットアップ」画面で、各項目を以下のように設定します。
【あなたの名前】:お客様のお名前、ニックネームなどを入力します。
【メールアドレス】:お客様の電子メールアドレスを入力します。
【パスワード】:メールパスワードを入力します。(文字は●で表示されます)
【パスワードを記憶する】:メールパスワードを保存する場合はチェックします。
入力に誤りがないことを確認し、【手動設定】をクリックします。
「既存のメールアドレスのセットアップ」画面で、各項目を以下のように設定します。
「受信サーバー」項目
【プロトコル】:POP3を選択します。
【ホスト名】:契約内容のご案内または登録情報に記載されているPOPサーバー名を入力します。
* POPサーバー名はオンラインサインアップ時にも通知されます。
【ポート番号】:995を選択します。
【接続の保護】:SSL/TLSを選択します。
【認証方式】:通常のパスワード認証を選択します。
【ユーザー名】:お客様の電子メールアドレスを入力します。
「送信サーバー]項目
【ホスト名】:契約内容のご案内または登録情報に記載されているSMTPサーバー名を入力します。
* SMTPサーバー名はオンラインサインアップ時にも通知されます。
【ポート番号】:465を選択します。
【接続の保護】:SSL/TLSを選択します。
【認証方式】:通常のパスワード認証を選択します。
【ユーザー名】:お客様の電子メールアドレスを入力します。
入力に誤りがないことを確認し、【再テスト】をクリックします。
入力内容に問題がなければ、「次のアカウント設定が、指定されたサーバーを調べることにより見つかりました」のメッセージが表示されますので、【完了】をクリックします。
「アカウントの作成が完了しました」画面で、【完了】をクリックします。
「アカウント設定」タブを【×】で閉じます。
以上で、設定は完了です。
Thunderbirdを起動します。
左メニューで【設定を確認するアカウント】を選択し、右上の【アカウント設定】をクリックします。
「アカウント設定」画面で、以下の情報を確認します。
「既定の差出人情報」項目
【名前(Y)】:お客様のお名前、ニックネームなどが入力されているか確認します。
* ここで設定した名前は、電子メール送信時に相手側に「送信者」として表示されます。名前は自由に設定できますが、相手に送信者が分かるような名前にすることをお勧めします。
【メールアドレス(E)】:お客様の電子メールアドレスが入力されているか確認します。
左メニューの「サーバー設定」を選択し、以下の情報を確認します。
「サーバーの種類:POPサーバー」項目
【サーバー名(S)】:契約内容のご案内または登録情報に記載されているPOPサーバー名が入力されているか確認します。
【ユーザー名(N)】:お客様の電子メールアドレスが入力されているか確認します。
【ポート(P)】:995と入力されていることを確認します。
「セキュリティ設定」項目
【接続の保護(U)】:SSL/TLSを選択します。
【認証方式(I)】:通常のパスワード認証を選択します。
「サーバー設定」項目
【ダウンロード後もサーバーにメッセージを残す(G)】:任意で設定します。
* 別の端末に同じ電子メールアドレスの設定を行う場合はチェックします。
* 【ダウンロード後もサーバーにメッセージを残す(G)】について:
チェックを入れていただくと、メールソフトに受信した後もメールサーバーに電子メールを残すことができます。ただし、電子メールの保存期間(365日)が経過するとメールサーバーからは削除されます。なお、メールサーバーの容量(1GB)を超過すると受信できなくなりますのでご注意ください。
左メニューの「送信(SMTP)サーバー」を選択します。
【設定を確認する送信サーバー】を選択し、【編集(E)】をクリックします。
「送信(SMTP)サーバー」画面で、以下の情報を確認します。
「設定」項目
【サーバー名(S)】:契約内容のご案内または登録情報に記載されているSMTPサーバー名が入力されていることを確認します。
【ポート番号(P)】:465と入力されていることを確認します。
「セキュリティと認証」項目
【接続の保護(N)】:SSL/TLSを選択します。
【認証方式(I)】:通常のパスワード認証を選択します。
【ユーザー名(M)】:お客様の電子メールアドレスが入力されているか確認します。
入力内容に誤りがないことを確認し、【OK】をクリックします。
「送信(SMTP)サーバーの設定」画面に戻ります。
「アカウント設定」タブを【×】で閉じます。
以上で、設定は完了です。
Thunderbirdを起動します。
左メニューで【設定を変更するアカウント】を選択し、右上の【アカウント設定】をクリックします。
「アカウント設定」画面で、以下のように変更します。
【アカウント名(N)】:現在確認しているアカウント設定の名前です。電子メールアドレスが入力されている場合は、変更後の電子メールアドレスを入力します。
「既存の差出人情報」項目
【名前(Y)】:電子メールアドレスが入力されている場合は、変更後の電子メールアドレスを入力します。
【メールアドレス(E)】:変更後の電子メールアドレスを入力します。
左メニューの「サーバー設定」を選択し、以下のように変更します。
「サーバーの種類:POPメールサーバー」項目
【ユーザー名(N)】:変更後の電子メールアドレスを入力します。
「サーバー設定」画面が表示されますので、【OK】をクリックします。
左メニューの【送信(SMTP)サーバー】を選択します。
【設定を変更する送信サーバー】を選択し、【編集(E)】をクリックします。
「送信(SMTP)サーバーの設定」画面で、以下のように変更します。
「セキュリティと認証」項目
【ユーザー名(M)】:変更後の電子メールアドレスを入力します。
入力に誤りがないことを確認し、【OK】をクリックします。
「送信(SMTP)サーバーの設定」画面に戻ります。
「アカウント設定」タブを【×】で閉じます。
以上で、設定は完了です。
Thunderbird ではアカウントの設定画面でメールパスワードの設定変更ができません。
メールパスワードを変更した場合、電子メールの送受信時に入力画面が表示されるので、変更後のパスワードを入力してください。
電子メール受信時のパスワード
Thunderbird を起動し、電子メールの受信を行います。
パスワードの入力画面で、変更後のメールパスワードを入力します。(文字は●で表示されます)
*「パスワードマネージャーにこのパスワードを保存する。」にチェックを入れるとパスワードが保存され、次回の受信時からはパスワード入力画面は表示されなくなります。
* 保存したパスワードを再設定する場合は、「ツール」→「設定」を選択し、「設定」画面で左メニューの「プライバシーとセキュリティ」を選択し、「パスワード」項目の「保存されているパスワード(S)」をクリックすると保存されたログイン情報一覧が表示されるので、該当するログイン情報を削除して再び電子メール送受信時の入力画面でメールパスワードを入力してください。
電子メール送信時のパスワード
新しいメッセージを作成し、電子メールの送信を行います。
パスワードの入力画面で、変更後のメールパスワードを入力します。(文字は●で表示されます)
* 「パスワードマネージャーにこのパスワードを保存する。」にチェックを入れるとパスワードが保存され、次回の送信時からはパスワード入力画面は表示されなくなります。
* 保存したパスワードを再設定する場合は、「ツール」→「設定」を選択し、「設定」画面で左メニューの「プライバシーとセキュリティ」を選択し、「パスワード」項目の「保存されているパスワード(S)」をクリックすると保存されたログイン情報一覧が表示されるので、該当するログイン情報を削除して再び電子メール送受信時の入力画面でメールパスワードを入力してください。
* ここで設定した名前は、電子メール送信時に相手側に「送信者」として表示されます。名前は自由に設定できますが、相手に送信者が分かるような名前にすることをお勧めします。