正規表現は、文字列のパターンを表現する表記法です。WAKWAKのメールフィルタリングでは、perl 5.8.x に準拠した正規表現がご利用いただけますので、効率の良いフィルタリングが実現できます。
なお、正規表現の内容や設定方法については、[WAKWAKヘルプデスク] のサポート外とさせていただいています。お客様の自己責任においてご利用ください。
また正規表現の設定によって削除されたメールは復元できませんので、ご利用の際は誤りのないよう設定内容をご確認ください。なお、ご確認の際の補助ツールとして [正規表現確認ツール] をご用意しています。
設定手順
- 1
-
[WAKWAKユーティリティ (メール用)] にログインします。

- 2
-
【メールフィルタリングの設定確認・変更】をクリックします。

- 3
-
メールフィルタリングの条件を設定します。設定項目を全て入力したら画面下の 【確認画面へ】 をクリックします。

設定の流れ
設定した内容は上から順番に動作するため、設定を行う際は優先度の高い条件を上位に設定します。例えば、フィルタリングの1番目に他のメールアドレスへ転送する設定をした場合、転送されたメールは2番目以降の設定とは無関係となります。
設定例
正規表現の設定例については以下をご参照ください。
- 海外から英文のよくわからない迷惑メールが来るので、日本語以外のメールは拒否したい。
- 同じようなメールアドレスから迷惑メールが来るが、真ん中の9桁の数字が毎回違うメールアドレスのためうまく拒否できない。
- いつも特定のメールサーバから迷惑メールが来るため、指定したメールサーバからのメールを拒否したい。
- 重要度が高いメールだけを、指定したメールアドレスに転送したい。
- 未承諾広告のメールを拒否したい。
- 「
Sales123456789DVD」のように同じような題名の迷惑メールが来るが、真ん中の数字が毎回違うためうまく拒否できない。 - 宛先や同報に他人のメールアドレスが入っているメールがよく来るので、自分のメールアドレスが入っていないメールは拒否したい。
設定の確認
正規表現が正しいか確認するには、[正規表現確認ツール] をご利用ください。
- 4
-
[メールフィルタリング設定 確認] 画面が表示されます。設定内容を確認し、誤りがなければ 【実行】 ボタンをクリックします。

- 5
-
「設定を完了しました」と表示されます。

設定例
海外から英文のよくわからない迷惑メールが来るので、日本語以外のメールは拒否したい。
以下の設定を行った場合、HTML 形式で送信されたメールについても拒否されます。また、HTML 形式で送信された場合はメール本文が日本語でも拒否されますのでご注意ください。
メール本文が日本語以外と思われるメールを拒否する

- 1
- 【その他のヘッダ】 を選択します。
- 2
- (iso-2022-jp|shift-jis|euc-jp|multipart\/mixed)
- 3
- 【正規表現不一致】 を選択します。
- 4
- content-type
- 5
- チェックします(*1)。
- 6
- 【拒否】 を選択します。
- 7
- (設定なし)
- *1
- Safariをご利用のお客様は、設定が正しく反映されない場合がございます。対処方法は [メールフィルタリング - 設定項目一覧] をご参照ください。
同じようなメールアドレスから迷惑メールが来るが、真ん中の9桁の数字が毎回違うメールアドレスのためうまく拒否できない。
「test123456789@sample.ne.jp」や「test987654321@sample.ne.jp」のように、「test9桁の数字@sample.ne.jp」という形式のメールアドレスから送られてきたメールを拒否する。

- 1
- 【From (送信元)】 を選択します。
- 2
- ^test\d{9}\@sample\.ne\.jp$ または ^test[0-9]{9}\@sample\.ne\.jp$
- 3
- 【正規表現一致】 を選択します。
- 4
- (設定なし)
- 5
- チェックします(*1)。
- 6
- 【拒否】 を選択します。
- 7
- (設定なし)
- *1
- Safariをご利用のお客様は、設定が正しく反映されない場合がございます。対処方法は [メールフィルタリング - 設定項目一覧] をご参照ください。
いつも特定のメールサーバから迷惑メールが来るため、指定したメールサーバからのメールを拒否したい。
Received ヘッダに「xxx.sample.ne.jp」もしくは「xxx.sample.com」が含まれているメールを拒否する。その際、「xxx」の前と「ne.jp」及び「com」の後ろには「.」 (ピリオド) は入らないものとする。また、大文字小文字を区別しない。

- 1
- 【その他のヘッダ】 を選択します。
- 2
- [^\.]\b[\w\d]+\.sample\.(ne\.jp|com)(?!\.)
- 3
- 【正規表現一致】 を選択します。
- 4
- received
- 5
- チェックします(*1)。
- 6
- 【拒否】 を選択します。
- 7
- (設定なし)
- *1
- Safariをご利用のお客様は、設定が正しく反映されない場合がございます。対処方法は [メールフィルタリング - 設定項目一覧] をご参照ください。
重要度が高いメールだけを、指定したメールアドレスに転送したい。
以下のような条件で設定を行った場合、迷惑メールやウイルス付きのメールの重要度 (プライオリティ) が高く設定されていると同様に転送されるのでご注意ください。重要度 (プライオリティ) が高く設定されている迷惑メールを拒否する場合は、この設定行の上の行に迷惑メールを拒否する設定を行ってください。
メールの重要度 (プライオリティ) が高いものを転送する - 例1

- 1
- 【その他のヘッダ】 を選択します。
- 2
- ^1$
- 3
- 【正規表現一致】 を選択します。
- 4
- X-Priority
- 5
- (設定なし)
- 6
- 【転送 (保存なし)】 または 【転送 (保存あり)】 を選択します。
- 7
- 転送先のメールアドレスを入力します。
メールの重要度 (プライオリティ) が高いものを転送する - 例2

- 1
- 【その他のヘッダ】 を選択します。
- 2
- ^high$
- 3
- 【正規表現一致】 を選択します。
- 4
- X-MSMail-Priority
- 5
- チェックします(*1)。
- 6
- 【転送 (保存なし)】 または 【転送 (保存あり)】 を選択します。
- 7
- 転送先のメールアドレスを入力します。
- *1
- Safariをご利用のお客様は、設定が正しく反映されない場合がございます。対処方法は [メールフィルタリング - 設定項目一覧] をご参照ください。
未承諾広告のメールを拒否したい。
Subject (題名) の先頭に「未承諾広告※」という文字列があるメールを拒否する。

- 1
- 【Subject (題名)】 を選択します。
- 2
- ^未承諾広告※
- 3
- 【正規表現一致】 を選択します。
- 4、5
- (設定なし)
- 6
- 【拒否】 を選択します。
- 7
- (設定なし)
「Sales123456789DVD」のように同じような題名の迷惑メールが来るが、真ん中の数字が毎回違うためうまく拒否できない。
Subject (題名) の先頭に「Sales」、最後に「DVD」、「Sales」と「DVD」の間にランダムな9桁の数字があるメールを拒否する。

- 1
- 【Subject (題名)】 を選択します。
- 2
- ^Sales.*\d{9}.*DVD$
- 3
- 【正規表現一致】 を選択します。
- 4、5
- (設定なし)
- 6
- 【拒否】 を選択します。
- 7
- (設定なし)
宛先や同報に他人のメールアドレスが入っているメールがよく来るので、自分のメールアドレスが入っていないメールは拒否したい。
以下の設定を行なった場合、Bcc: で送られてくるメールや、メーリングリストから来るメールも拒否されます。受信したいメールはこの設定の行より上の行に受信をする設定してください。
To (宛先) 及び Cc (同報) に自分のメールアドレスが入っていないメールを拒否する。

1行目
- 1
- 【To (宛先)】 を選択します。
- 2
- お客様のメールアドレスを入力します。
- 3
- 【含まれる】 を選択します。
- 4、5
- (設定なし)
- 6
- 【受信】 を選択します。
- 7
- (設定なし)
2行目
- 1
- 【Cc (同報)】 を選択します。
- 2
- お客様のメールアドレスを入力します。
- 3
- 【含まれる】 を選択します。
- 4、5
- (設定なし)
- 6
- 【受信】 を選択します。
- 7
- (設定なし)
最後の行
- 8
- 【拒否】 を選択します。


